裏世界ピクニックを読み返すと気が狂いそうになるという話

ヤバいですね☆
それはさておき、空魚の過去を知った上で1巻読み返すとヤバいですね。冒頭の水没しそうなときに「ごめん母さん」って言ってるのが重い。母親死んでるじゃん……なんでこんなことするの……「時空、空間、おっさん」とかでチラつく、空魚ちゃんの「自分は人間的にクズなのでは…」みたいな思考も見ちゃいられないよ…あとこの頃は、鳥子と小桜が冴月とかいう知らねー女の話をするせいで、ちょいちょい嫉妬しててかわいい(キモオタ)。現実で考えると最悪だけども。新しくできた友達同士が、知らない旧友の話して湿っぽくなるの、ごめん被りたい。空魚ちゃんの、一人だと裏世界ってこんなに怖いんだ…って気づきはいいんだけど、鳥子と二人なら怖くない!っていうのも逆にマズいですよね。普通に考えて、脳に干渉して人間を怖がらせることが目的っぽい空間を、二人の秘密基地として扱ってるのはあんま正気じゃないですよ。ひとまず冴月関連も落ち着いたことだし、二人で旅行行くのとかで満足してくれませんかね…しませんよね、はい。あちら側と接続したっぽい冴月が、二人に干渉してきてるくさいので、結局裏世界からは逃れられないのはしょうがないとして、幸せに過ごしてほしいなぁの気持ちが強い……