無線LANに関する怖い話

以前、とある縁で、寮施設の無線LANの管理を担当したことがあります。管理といっても技術的なことをするわけではなく、単に各号館の各階ごとに設置されているWiFiルーターを把握し、それぞれの階層の人間にそれを割り振るだけのものです。はっきり言って管理体制は杜撰なもので、どこにあるのかもわからない大量のルーターから、意味不明な電波が飛び交っていました。各号館、各階ごとに、建物を虱潰しにチェックしていき、機能しているルーター、廃棄されているルーター、新品のまま放置されているルーターなど様々なものを見つけました。それにより一応、各階ごとにWiFiルーターは発見できました。しかし、おかしいのです。あからさまにアクセスポイントが多いんです。そもそも、正規で購入したメーカーのものでないアクセスポイントさえ見つかるのです。結局よくわからないまま、すべてを見なかったことにしました。ひょっとして勝手に設置している人間がいたのでしょうか…それとも以前まで使っていたものをそのままにしているのでしょうか…