「ひとんち」と「なめらかな世界と、その敵」読んでますという話

また澤村伊智先生の本です。TwitterのTL上で誰かが読んだって書いてたのを見て以来、読んでみようと思いつつ、なかなか借りる機会がなかった本なので否応なしに期待度高いです。まだ冒頭数ページしか読んでないですが、すでに人間関係に根差したジトーっとした嫌さがプンプンしてます。人の家行くの嫌ですよね…めちゃくちゃ仲良い人でも、家庭内でアレな面が発揮されてたりしたら嫌じゃん…そんな精神性なので、読み終わるのにはかなり時間がかかりそう。一緒に借りてきた「戦慄都市伝説!!地獄めぐり!!」みたいな本の方がよっぽど気楽に読める。

「なめらかな世界と、その敵」は伴名練先生の本です。これも数か月前のSFマガジンで名前だけ見かけて、そのうち読もうと思ってたやつです。百合SFって紹介されてた気がします。記憶がおぼろげすぎて、何の確証もないですけど。で、冒頭数十ページ読んだんですよ。これ、めちゃめちゃ面白いですね。主人公を取り巻く世界が、三次元空間じゃなくて、四次元空間っぽい…?色んな時間(場所かも)が重なり合ってて、主観たる人間の認識で、それらのうち都合のいいものを選び出せるって感じかな。この主人公、コンビニバイトしながら、自宅でゲームしつつ授業受けてやがる。そしてその主人公と絡むっぽい子の発症してる乗覚障害ってなんなんだよ。

本来、本読んでる場合じゃないんですけど、面白いのでセーフです。続き楽しみ。