怖い話に出てくる訳知りピープルに腹が立つという話

正直何回も擦られたネタではあると思いますが、実感を伴って理解できたのでここに記します。私は都市伝説だったり怖い話だったりが割と好きです。ところがどっこい最近になって、そういう物語に出てくる霊能力者的なポジションの人に、仄かな怒りを覚えるようになりました。有名どころの例を挙げると、「ヤマノケ」に出てくる住職とか、「くねくね」に出てくる祖父とかですね。怪異に襲われた主人公に、事情を話してくれる役割の人たちです。なんか彼らが主人公たちに捲し立ててくるの腹立ちません??むしろキレることが許されるのは、彼らが放置していた怪異に脅かされた被害者サイドじゃありません??怪現象起こるなら解決するように努力してくれ…いやまあ彼らの立場もわかるんですよ。法的にも物理的にも対処できない怪異だから放置して、なるべく関わらないようにしてるんですよね。だとしても、もうちょっと申し訳なさげな感じだせよ!なんで事情も説明してないお前らが、「あれを見たんか!」とか「何をしたんだ!」とか言ってるんだよ!!おかしいだろ!!まずこっちに同情しろ!!そして謝罪もしろ!!怪異>人間なパワーバランスは仕方ない、認めよう。自然の摂理みたなもんだからさ。でもさ、あなた達ずっと前からその怪異のこと知ってたんですよね?だったら周知しようよ…そんなんだから過疎化が進むんだぞ。

ボロクソ書いといてなんですが、普通に恐怖に対する裏返しの怒りかもしれないです。すみません。許してください。